ライナスの米国株投資術

ライナスの米国株投資術

NYSE上場米国系企業(の、日本法人)に勤めるライナスの米国株式投資記録。投資方針や成績、雑感など書いていきます。

保有銘柄「アップル(APPL)」の投資スタンス(2019年7月)

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銘柄選定理由です。

4月に類似の記事を上げています。 

guillemet0u0.hateblo.jp



 これは「何故組入れたか」と言う記事ですね。情報や業績、投資判断は水モノだと思うので、2~3か月おきに「継続保有している理由」を書いていきたいと思います。自問を兼ねて。

 

以前に記事と比べると心理的な側面が多いです。残念ながら、データ分析とかは特にないですね。短期のデータをそこまで重視していないからです。

 

投資方針はコロコロ変わりますが以下の通りです。

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(ここまでテンプレ)

 

APPLの投資スタンス

せっかくなので前回の記事より情報量増やしました。

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投資スタンス

ややネガティブです。

継続保有はしますが、

保有割合は引き下げ予定です。

 

Visa、Mastercard、Microsoftには劣るものの、購入から株価は若干上昇しており、組入れ割合も目標の7%を超えています。これに合わせると据え置き or 引き上げが妥当なところですが、単純にAPPLのビジネスに懸念を感じるからですね。懸念点は後述します。保有割合は現状から-2%くらい、つまり5%を想定しています。

 

業績面

業績(営業CFマージン/営業CF)に関しては年間ベースで見ているので変わりないですね。新作PCを発売したり、相変わらず製品のクオリティは高いと思います。直近の決算でも予想を上回る結果と好調でしたね。

 

株価推移

株価はやや出遅れ感があったためか、短期間で上げていますね。

 

記事執筆時点で+4.90%です。月間騰落率も表の通り+12.61%配当利回りは前回の記事では1.42%、今回の記事では1.54%、YoCは1.61%です。他ハイテクが上げすぎ感はあるので、+4%弱と言うだけでも十分な水準ですね。

 

 

 

所感・懸念点

懸念点の1つ目は米中貿易戦争によるコスト面の増加と(非開示でしたがおそらく)デバイス販売台数の減少でしょうか。ハードウェアビジネスはコモディティ化しやすいので、いかにブランドをキープし、高い利益率で売るか…だと思います。コストが増加すれば薄利多売に傾きざるを得ないので、「所有欲を満たすラグジュアリー感」を前面に出すAPPLにはやや苦境であるかな、と思います(貿易戦争は停戦中ですが再開するんじゃないかなーと思ってます)。

 

以前に「デバイス販売数はそれほど気にしていない」書いたのにデバイス販売台数を気にするような方向に傾いた理由が2つ目の懸念、ストアの反トラスト問題・訴訟問題ですね。以前にも書いています。

guillemet0u0.hateblo.jp

 

guillemet0u0.hateblo.jp

 

ライナスはハードウェアビジネスやコンテンツビジネスには中立~ネガティブ、OSビジネス、プラットフォームビジネスには超ポジティブ、クレカなどの金融系マージンビジネスにはポジティブです。つまり、中古でも新機種じゃなくてもApple製品を使い続けることでプラットフォームから手に入るマージン、さらにApplePayやAppleカードなど決済手段によるマージンで稼ぐスタイルに魅力を感じていました。

 

しかし今回の件でストアからの利益が減る場合、他の部分で埋めるしかなく、やはり主力となるデバイス販売台数やコンテンツも重要になってくるのかな、と思います。新規ユーザーの開拓も必要かもしれませんね。純粋に利用者を増やすことです。

 

 

ライナスはどちらかと言えばサーバーやクラウドなど「データセンター・エンタープライズ製品」に明るく、クライアント・スマホ製品に疎いのでアップルはやや分析にしにくいところがあります。

 

エコシステムも盤石なのだろうとは思いますが、マイクロソフトやビザ、マスター、Googleと比べると見劣りしているような印象があります。5G出遅れ自体は5Gの普及がまだまだ先であることからあまり気にしていないのですが、出遅れてしまう原因、つまり「明るいエコシステムを構築できていないのではないか?」と言う観点で気になります。この辺をちゃんと調べろってことかもしれませんけどね。

 

Appleも製品自体は強力でしょうし、そう簡単に倒れはしない気もしますが、ビジネスモデルに腹落ち感が持てなくなってきた、と言うことで組入れ比率を下げる判断に至りました。

 

ただし、能動的に売ることはしないので結局は売りもしない買いもしない、様子見状態になる可能性が高いです。訴訟問題がひと段落着いて組み入れ比率を戻すことになったら、一時的に下げる意味は特にないのかもしれませんけどね。それはそれで。

 

 

ではでは今日はこの辺で。

明日は大吉☆(。>ω<)b

  

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キャッシュをトータルリターン%に含めるか?

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ライナスです。

 

今回は投資向け資産におけるキャッシュポジをポートフォリオの一部と捉え、トータルリターンに含めるか?と言う話題です。これには賛否両論あると思いますが、ライナスは「含めない派」です。今回は「そもそも他とリターンを比較して意味あるの?」と言う問いは趣旨からズレてるのでスルーしてください。

 

含める派

含める派としては個人投資家ポートフォリオはアクティブファンドのようなイメージなのだと思います。例えばインデックスは基本的にフルインベストなわけで、景気循環的に不利でも株を持つ、と言うスタンスなわけです。バークシャーもキャッシュポジが増えてリターンが出しにくく…とか言ってましたね。

 

下落するまでは株部分だけ切り出して、バークシャーのように「キャッシュポジを抱えリターンが出しにくいところ」よりリターンを好調に見せ、下落したらキャッシュポジでナンピンして損失(%)を薄め、常にフルインベストメントのインデックスをアウトパフォームしているように見せることができます。

 

投資ツイッタラーや投資ブロガーにとって資金力やリターン(%)は正義!と捉える向きがあることから、こういう数字のマジックを使って常に好成績をキープしてるよう見せるのは卑怯であり、ある種のイカサマだろ!と言うことですかね。

 

一理あると思います。

 

 

 

含めない派

さて、ライナスは含めない派なわけですが、これは「キャッシュポジ」の線引きが曖昧であるためです。キャッシュポジを生活防衛資金も含めるのか、余裕資金(投資資産としてのキャッシュ)に限定するのかによりますが、この辺はかなり個人の匙加減です。

 

この辺を厳格に定めていて、例えばバークシャーのようにキャッシュポジをトータルリターンに入れているところと比較する場合は含めた方が良いかと思いますが、インデックスと比較する場合はインデックスも個別株PFも「お互いフルイベストメントだった場合」を想定すればいいんじゃないかな、と思っています。

 

 

 

この辺りは派閥がありそうですね。トータルリターンをブログやツイッターに掲載する皆様は、キャッシュポジを含めるか否かを明記することでより分かりやすくなるのではないかな、と思います。ライナスは待機資金はドル建てMMFに入れており、PFにもリターンにも含めていません。皆さまはいかがでしょうか。

 

 

それでは今日はこの辺で。

明日は大吉☆(。>ω<)b

 

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保有銘柄「マイクロソフト(MSFT)」の投資スタンス(2019年7月)

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銘柄選定理由です。

 4月に類似の記事を上げています。 

guillemet0u0.hateblo.jp


 これは「何故組入れたか」と言う記事ですね。情報や業績、投資判断は水モノだと思うので、2~3か月おきに「継続保有している理由」を書いていきたいと思います。自問を兼ねて。

 

以前に記事と比べると心理的な側面が多いです。残念ながら、データ分析とかは特にないですね。短期のデータをそこまで重視していないからです。

 

投資方針はコロコロ変わりますが以下の通りです。

guillemet0u0.hateblo.jp

(ここまでテンプレ)

 

MSFTの投資スタンス

せっかくなので前回の記事より情報量増やしました。

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投資スタンス

ポジティブです。

継続保有します。

 

保有割合は引き上げ予定です。

 

Visa、マスターカードに引き続きですが、これもMSFTの上昇を保証するものではないです。 実行割合は既に8%を超えており、これに調整する形で上げる予定です。+1~2%くらいですかね。

 

ちなみに、実行割合が上がれば何でも組入れ比率を高めるわけではないです。ここまで続いたV、MA、MSFTが特別ポジティブだからですね。今後は株価の変動問わず比率を据え置いたり下げたりする銘柄もあるはずです。

 

業績面

業績(営業CFマージン/営業CF)に関しては年間ベースで見ているので変わりないですね。直近も特に問題なく絶好調だと思います。どこまで数字に表れるかはわかりませんが、国内でもグローバルでもAzure(Saas含む)はAWSを超えたようですね。所感は後述します。

 

 

株価推移

株価は相変わらず絶好調です。

 

記事執筆時点で+17.79%です。月間騰落率も表の通り+7.37%配当利回りは前回の記事では1.42%、今回の記事では1.34%、YoCは1.55%です。

 

トータルの騰落率では ポートフォリオ内トップですね。配当も考慮すると圧倒的に利益を上げてくれています。ライナスポートフォリオの稼ぎ頭です。業績も安定、株価も上昇、配当も増配中で悪く無い水準。将来はインカムもキャピタルも狙える優良銘柄でしょう。

 

 

 

所感・懸念点

懸念点の1つ目はAWSや他クラウドベンダーとの競争状態と反トラストでしょうか。現在のMSFTはライセンスにおいてもクラウドにおいても価格に透明性があるので、反トラストのリスクは小さいと思いますが、MSFT1強となると危ういです。

 

反面、AWSを含めた競合クラウドベンダーは大量にあり、IT企業ではなかったAWS(Amazon)が急成長を遂げたように、ポッと出の企業が驚異的な成長によりAzureの牙城を脅かす可能性も否定できません。

 

2つ目はシンプルですがセキュリティ問題です。これは更に二分できて、1つは製品としての脆弱性です。こちらは常時織り込み済みであるとは思いますが、打開できない致命的な脆弱性が長期で残る場合は株価に影響がでそうです。

 

もう1つは多くの情報を抱えるMSFTそのものがサイバーテロの被害に遭わないか、と言うことですね。どの企業でも言えることですし、VやMAもかもしれませんが、決済システムを提供するだけの二社よりもカード情報やユーザ情報を多く抱えるMSFTの方が危うい気がします。

 

3つ目はコンテナやその他全く新しい技術革新によるオンプレ回帰ですね。もっとも、AzureはクラウドとしてIaaSのみを提供しているわけではないので、この影響はしばらくは軽微でしょうし、数字からある程度観測可能なはずですし、MSFTはAzure Stack HCIなどハイブリットクラウド向けのハイパーコンバージドインフラも展開しているのである程度は対策しているかもしれませんね。懸念する必要すらないかもしれません。

 

 

さて、魅力に感じる点は最強のクライアントOSとオフィス製品を擁する盤石さ、クラウドビジネスでもSaasを含めればAWSを超えグローバルNo1になる成長性、業績悪化から復活を遂げる経営基盤(CEO変わってますけど)と柔軟性、ハイブリットクラウドもカバーするHCIなど高収益で隙のない、ワイドモートなビジネスを幅広く展開していることでしょうか。

 

エコシステムも盤石で、様々な大手クラウド、ソフトウェア、ハードウェアベンダーと協業関係にあります(唯一無二とは限りませんが)。ソフトウェアであればSAP、ハードウェアであればDELLなど、強力なパートナーとのビジネスも魅力的です。

 

株高感はあり、様々なリスクは抱えているものの、MSFTが倒れる未来は想像しにくいですね。当面は引き続き高位の組入れで行きます。この楽観の果てに待つものは…!?

 

 

それでは今日はこの辺で。

明日は大吉☆(。>ω<)b

 

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JNJ,ABBV…ヘルスケアセクター急落で大ピンチ!

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ライナスです。

 

ここ最近ヘルスケアセクターが元気ないですね。特に製薬系でしょうか。米国で薬価値下げを検討しているとか、ABBVのアラガン買収とか、JNJのベビーパウダー問題とか、ヘルスケアセクターにはネガティブニュースが続きますね。

 

ライナスはPFE、JNJ、AMGN、ABBVを保有しています。それぞれ7%前後の組入れ目標なので、全体の3割近くが製薬系の銘柄で占めるという状態です。そのため、最近の下落はなかなかのダメージがあります。

 

4月に銘柄選定理由を挙げたときにもヘルスケアセクターは元気がなく、ポジティブなことを書きにくかったのですが…7月になり再び銘柄選定理由を書き始めたら第二波到来ですね。また書きにくくなってしまいました…(笑)

 

今後の方針は?

各銘柄の詳細についてはまた個別に記事にしますが、全体としてヘルスケアセクターへの投資は継続です。短期で見れば逆境あれど、そもそも製薬系って現状凄まじい営業C/Fマージンなんですよね。

 

仮に政策が成立すれば短期で見て業績は悪化するでしょうし、株価も悪化するかもしれませんが、そのままヘルスケア企業が危機に瀕するか、と言われればそうは思いません。長期で見ればまだまだ継続するビジネスでしょう。

 

そもそも成立しない可能性もありますからね。選挙前のリップサービスと言いますか、保険の時もそうですが、注目を浴びるためのアピールに過ぎない可能性もあります。完全にそうだと言い切るのは楽観が過ぎるとは思いますけどね。

 

米国の保険、製薬などヘルスケア系について、以下のもみあげ氏の記事が詳しく書いています。見たことない方は是非一読してみてください。

www.momiage.work

もニキ、良記事をありがとう!!ヾ(*>ω<*)ノ

 

 

 

JNJは平気なのか?

ぶっちゃけわかりません(笑) 「タルクのリスク意図的に隠していた?捜査開始!」の段階でかなり下落していますし、世の投資家は「訴訟に関しては不利な状況」と考えているのでしょうね。しかし同時にHIVワクチンに関するポジティブ材料(になるかもしれないニュース)もあったので、今後の動向は見守りつつ、おそらく買い増すことになると思います。

 

ABBVは平気なのか?

今月買い増しておいてなんですが、負債の額がかなりモノです。稼ぐ力は盤石ですが、負債が多い会社は体力を失うので、他の製薬会社と比べれば短期的にはネガティブですね。買収完了、負債完済、新薬品開発など安定方向に進むにつれ株価も回復していくのでは…と期待しています。握力高めのホルダーにとっては今が堪え時でしょうか。

 

他二銘柄は?

他2銘柄も影響ゼロとは言いませんが、比較的安定していますね。特に保有銘柄の中ではPFEが一番安定している気がします。たまたま握ったタイミングが良かっただけかもしれませんが…ヘルスケアセクターは引き続き高位組入れ、下がれば買い増しで行きたいと思います!(。>ω<)b

 

VHTの方がいいんじゃないの?

んー…

 

まぁおっしゃる通りです!!

 

ヘルスケアにディフェンシブさを求めるならそうですね。製薬も副作用、医薬機器も不具合などで人の命を救うことも脅かすこともするので、訴訟リスクは高いです。景気に左右されにくいという意味では過去に倣えばディフェンシブなのですが、別ベクトルでのリスクは高く、どちらかと言えばボライタルなセクターだと思っています。

 

値動きを少しでも安定させたい方は分散性の観点でもVHTの方が良いでしょう。逆にブロックバスターの開発など、セクターとしてはビジネス自体の利益率や下支えに期待しつつ、グロース張りの上昇も夢見たい方、高配当っぷりを享受したい方は個別株で良いかもしれませんね。

 

 

それでは今日はこの辺で。

明日は大吉☆(。>ω<)b

 

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で…リセッションきたら貴方はどうするの?

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ライナスです。

 

よくネット上の記事でも

「リセッションの兆候!」

「長短金利逆転!ヤバい!」

「米国株はバブルなのか!?」

なんて煽り記事を見けますね。

 

guillemet0u0.hateblo.jp

 

…ꉂꉂ(ˊᗜˋ*)

 

 

さて、今回はタイトル通り、「リセッションが来た時あなたはどうするの?」と言う話です。来そうなら売るのか?来てから売るのか?来てから買うのか?つまりタイミング投資をするのか?と言うことです。

 

ライナスのスタンスは?

私は「長期投資家」を名乗ってるわけですが、リセッションが来ても買い増すだけだと思います。リセッションが来そうだからと少し売っておくとか、明らかに買い控えるとか、特に備えることもないです。

 

そもそもポートフォリオが(ハイテクが多いものの)景気循環にある程度対応していますし、そのハイテクセクターも景気悪化で一気に潰れるような銘柄とも思っていません。収益が悪化する可能性はあると思いますけどね。

 

下落幅と時価総額による保有割合をベースに買い増すので、上昇相場では出遅れディフェンシブ銘柄を中心に、下落相場ではハイテクなどのグロース系を中心に買い増し、長い循環の中で十分なリターンが出ることを期待しています。

 

もちろん、リセッションかどうかに関わらず営業C/Fマージンが競合に比べ大きく劣ったり、パラダイムシフトにより企業が完全にオワコンになったら手放す可能性はありますが…

 

貴方は短中長期、どの志向?

このブログの読者様は全員が全員長期投資家と言うわけではないでしょう。短中期のトレーダーの方は相場の波、あるいは荒波で稼いでいる人もいるかもしれませんね。そういう方はリセッションに敏感で、兆候に対し騒ぐのは理解できます。稼ぎ時ですからね。

 

また、インデックス投資家でも最近上昇相場だから始めただけで、下がるなら売りたーい!って方もいるかもしれません。タイミング投資は難しいですが、今利が乗ってるならお小遣い稼ぎにはなるでしょう。

 

反面長期投資で永久ホールド!とアピールしている方は、話題の一つとして乗っかるのは良いとしても、「そろそろ売ろうかな…」「これヤバいかな…」「もう怖くて買えない…」と言うのはやや不自然な気がします。

 

気持ちはわかりますし、慎重になるのは良いことですが「そもそもリスク取りすぎなのでは?」ということです。そういった意味では上記のような不振に陥ってる時がリスクの見直し時なのかもしれませんけどね(それを繰り返さないように注意してくださいね!安心安全に行きましょう…)

 

 

 

重要なのは投資戦略

結局、リスク許容度にマッチした戦略を取っているか。上昇相場でも下落相場でも利益を上げられる、あるいは次の景気循環に向けた「種まき」ができる戦略になっているか、に尽きると思います。

 

ポートフォリオや購入タイミング、キャッシュ比率、節約癖、投資を特別視しすぎず、生活の一部として自然に行えるようになるべきだと思います。セル戦前の悟空親子みたいなイメージですね。あまり特別視しすぎるとスーパームキンクスみたいになりますよ(負けフラグ…)。

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暴落ネタはもう飽きたよ

あちこちで言われている通り、正確に暴落を読むのはほぼ不可能ですし、兆候兆候、暴落暴落と騒がれて数年、結局上昇相場は続き、S&P500も最高値を更新してきました。もうこの「暴落」のワードが煽り商法になりつつある気がします。なんて言ってると明日には暴落が来るかもしれません。言い出したらキリがないわけです。

 

歴史になぞらえて警鐘を鳴らしてくれる先人たちには感謝しています。上昇相場で参入した初心者投資家が食われないように、突っ走りすぎないように自制を促してくれているのだと思います。

 

ウンザリなのはその手の商材宣伝ですね。買ったりしないので知りませんが、商材の紹介ページを見てもマジで中身がない。ツイッターで「暴落」とか検索すればその商材以上の情報でてくるんじゃないか?ってレベルです。暴落に備えてキャッシュを確保するなら、くだらないものにお金使わないようにしましょうねꉂꉂ(ˊᗜˋ*)

 

とか言っておいて、この記事に商材勧誘の広告がついたらギャグですな。見なくていいですよ!それよりためになるブログ(私のブログよりもっといいブログは沢山あります!)や書籍を読んで、相場に遊ばれない知識と精神を身につけましょうね。

 

 

それでは今日はこの辺で。

明日は大吉☆(。>ω<)b

 

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保有銘柄「マスターカード(MA)」の投資スタンス(2019年7月)

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銘柄選定理由です。

 4月に類似の記事を上げています。 

guillemet0u0.hateblo.jp

 

これは「何故組入れたか」と言う記事ですね。情報や業績、投資判断は水モノだと思うので、2~3か月おきに「継続保有している理由」を書いていきたいと思います。自問を兼ねて。

 

以前に記事と比べると心理的な側面が多いです。残念ながら、データ分析とかは特にないですね。短期のデータをそこまで重視していないからです。

 

投資方針はコロコロ変わりますが以下の通りです。

guillemet0u0.hateblo.jp

(ここまでテンプレ)

 

MAの投資スタンス

せっかくなので前回の記事より情報量増やしました。

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投資スタンス

ポジティブです。

継続保有します。

 

保有割合は引き上げ予定です。

 

こちらもVisa同様、「まだまだマスターカードは伸びるぞ!買いだ買い!!」と煽っているわけではないです。既に株価上昇だけで約1%分保有比率が上がっており、7%→8%になっています。これをわざわざ意図的に7%に戻そう…とは思っていないわけですね。

 

そもそも、今後も伸び続けたら今のルール的に買いチャンスは来ないので、7%でも8%でも大差ないわけですがꉂꉂ(ˊᗜˋ*)具体的な割合は他の銘柄との兼ね合いを考慮しつつ、後日決定します。

業績面

業績(営業CFマージン/営業CF)に関しては年間ベースで見ているので変わりないですね。直近も特に問題なく絶好調だと思います。

 

 

株価推移

株価は相変わらず絶好調です。

 

月間騰落率では Visaに劣るものの、記事執筆時点で+14.22%です。月間騰落率も表の通り+2.97%配当利回りは前回の記事では0.54%、今回の記事では0.49%、YoCは0.55%。

 

購入時から見るとMAの方が伸びてますね。微々たる差ですが、どちらもほぼ同時期に買い、買い増し無しです。さすMV(P)、ですね。こちらもVisa同様、将来はインカムもキャピタルも狙える優良銘柄でしょう。

 

 

 

所感・懸念点

懸念点は先日上げたVisaの記事同様です。

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当面、決済システムのシェアは揺るがずとも、反トラスト(独占禁止法)には警戒ですね。ワイドモートな銘柄を選んだつもりが、ワイドモートすぎてリーガルにやられる…かつてはMSFTやIBMも通った道なのかもしれませんね。とは言え、この2銘柄のその後の結果は推して知るべしꉂꉂ(ˊᗜˋ*)

 

VisaやMasterは難に臨んでもMSFTのように輝かしい成長を続けてくれると確信していま信じて祈っています(-人-)

 

Masterの記事は毎回Visaと被りますね。リスクも全くないわけではないですが、保有銘柄の中では安心感の強い銘柄です。当面は引き続き高位の組入れで行きます。

 

 

それでは今日はこの辺で。

明日は大吉☆(。>ω<)b

 

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流石SBI!広がる戦略幅!最低手数料撤廃で運用ルール変更か…!?

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ライナスです。

 

マネックスに続き楽天が、そして楽天に続き我らがSBIがやってくれましたね。最低手数料引き下げ…どころか、SBI証券撤廃!素晴らしい。神ですね。信じて待った甲斐がありました。

 

広がる戦略幅!

さて、ツイッターを見ていると「俺入金力あるし0.45%何とかしてほしいわー」「最低手数料で買うやつおるぅ?ww」みたいなここぞとばかりに俺は金持ちですアピールしたいイキリマウント投資家が沸いてますね

 

まぁ、そのあたりはそっとしておきましょう。彼らにとっても入金力をアピールするいいチャンスなわけです。ダイレクトに「俺高額入金で~今月100万くらい入れるし~」とか言うと嫌味っぽいので、たまには変化球投げたいのでしょう。

 

しかし、今まで月1回1銘柄で最低手数料の目安である$1111以上入金できていた人には関係ないのかと言えば、マネックスの時も書きましたが、全然そんなことありません。

 

例えばインデックス投資家でVOOやVTI一本だよ!って人は時間分散が容易になります。月15万円入れられる投資家の方は、VTIを9~10回に分けて変えるわけです。ドカンとリスクを掴む必要がなくなりましたね。

 

また、例えばライナスみたいに複数銘柄に投資している人は、1銘柄に絞る必要がなく銘柄分散が容易になりました。GOOGLみたいな値嵩株はドカンとしか買えませんが、少額で買えるKOやMCDなどはバラバラに買うこともできます。

 

これはかなり戦略幅が広がったと言えます。

 

 

 

またまたルール改定

かくいうライナスも毎月$1500入れていましたが、コレは最低手数料を意識して仕方なく1回1銘柄でこの金額を入れていました。以前記事にしましたが、出来ればもっと少額で複数回、または複数銘柄を買いたいと思っていました。

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今回の最低手数料撤廃により、定期的に下げたときに買いたい、丁度よいリバランスのために複数銘柄少額ずつ買いたいなど、時間分散&銘柄分散が容易になったことを活かした運用ルールが作れるかもしれません。

 

それもうほぼルール無用のアクティブ投資じゃね?と言われそうですが、まぁその通りですねꉂꉂ(ˊᗜˋ*)既にルールは何度も変えていますし、組入れ割合も変更しますし、ライナスの運用ルールは「なんとなく来てると思う!」みたいな定性的な判断を排除して、組入れ割合や下落率など定量に判断するためのものです。(そもそもの組入れ割合の決定はやや定性的なのですが…w)

 

前回のルール改定でExcelを作りこんでしまったのでまた直すのは面倒ですが、具体的にどうしていくのか?と言うのは検討していきたいと思います。方針が固まったらまた投資方針記事を修正しつつ、個別の記事にしてまとめますね。

 

 

それでは今日はこの辺で。

明日は大吉☆(。>ω<)b

 

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