銘柄選定理由です。
4月に類似の記事を上げています。
これは「何故組入れたか」と言う記事ですね。情報や業績、投資判断は水モノだと思うので、2~3か月おきに「継続保有している理由」を書いていきたいと思います。自問を兼ねて。
以前に記事と比べると心理的な側面が多いです。残念ながら、データ分析とかは特にないですね。短期のデータをそこまで重視していないからです。
投資方針はコロコロ変わりますが以下の通りです。
(ここまでテンプレ)
APPLの投資スタンス
せっかくなので前回の記事より情報量増やしました。
投資スタンス
ややネガティブです。
継続保有はしますが、
保有割合は引き下げ予定です。
Visa、Mastercard、Microsoftには劣るものの、購入から株価は若干上昇しており、組入れ割合も目標の7%を超えています。これに合わせると据え置き or 引き上げが妥当なところですが、単純にAPPLのビジネスに懸念を感じるからですね。懸念点は後述します。保有割合は現状から-2%くらい、つまり5%を想定しています。
業績面
業績(営業CFマージン/営業CF)に関しては年間ベースで見ているので変わりないですね。新作PCを発売したり、相変わらず製品のクオリティは高いと思います。直近の決算でも予想を上回る結果と好調でしたね。
株価推移
株価はやや出遅れ感があったためか、短期間で上げていますね。
記事執筆時点で+4.90%です。月間騰落率も表の通り+12.61%。配当利回りは前回の記事では1.42%、今回の記事では1.54%、YoCは1.61%です。他ハイテクが上げすぎ感はあるので、+4%弱と言うだけでも十分な水準ですね。
所感・懸念点
懸念点の1つ目は米中貿易戦争によるコスト面の増加と(非開示でしたがおそらく)デバイス販売台数の減少でしょうか。ハードウェアビジネスはコモディティ化しやすいので、いかにブランドをキープし、高い利益率で売るか…だと思います。コストが増加すれば薄利多売に傾きざるを得ないので、「所有欲を満たすラグジュアリー感」を前面に出すAPPLにはやや苦境であるかな、と思います(貿易戦争は停戦中ですが再開するんじゃないかなーと思ってます)。
以前に「デバイス販売数はそれほど気にしていない」書いたのにデバイス販売台数を気にするような方向に傾いた理由が2つ目の懸念、ストアの反トラスト問題・訴訟問題ですね。以前にも書いています。
ライナスはハードウェアビジネスやコンテンツビジネスには中立~ネガティブ、OSビジネス、プラットフォームビジネスには超ポジティブ、クレカなどの金融系マージンビジネスにはポジティブです。つまり、中古でも新機種じゃなくてもApple製品を使い続けることでプラットフォームから手に入るマージン、さらにApplePayやAppleカードなど決済手段によるマージンで稼ぐスタイルに魅力を感じていました。
しかし今回の件でストアからの利益が減る場合、他の部分で埋めるしかなく、やはり主力となるデバイス販売台数やコンテンツも重要になってくるのかな、と思います。新規ユーザーの開拓も必要かもしれませんね。純粋に利用者を増やすことです。
ライナスはどちらかと言えばサーバーやクラウドなど「データセンター・エンタープライズ製品」に明るく、クライアント・スマホ製品に疎いのでアップルはやや分析にしにくいところがあります。
エコシステムも盤石なのだろうとは思いますが、マイクロソフトやビザ、マスター、Googleと比べると見劣りしているような印象があります。5G出遅れ自体は5Gの普及がまだまだ先であることからあまり気にしていないのですが、出遅れてしまう原因、つまり「明るいエコシステムを構築できていないのではないか?」と言う観点で気になります。この辺をちゃんと調べろってことかもしれませんけどね。
Appleも製品自体は強力でしょうし、そう簡単に倒れはしない気もしますが、ビジネスモデルに腹落ち感が持てなくなってきた、と言うことで組入れ比率を下げる判断に至りました。
ただし、能動的に売ることはしないので結局は売りもしないし買いもしない、様子見状態になる可能性が高いです。訴訟問題がひと段落着いて組み入れ比率を戻すことになったら、一時的に下げる意味は特にないのかもしれませんけどね。それはそれで。
ではでは今日はこの辺で。
明日は大吉☆(。>ω<)b
応援ありがとうございます。
励みになります!╭( ・ㅂ・)و