保有銘柄「AT&T(T)」の投資スタンス(2019年7月)
銘柄選定理由です。
5月に類似の記事を上げています。
これは「何故組入れたか」と言う記事ですね。情報や業績、投資判断は水モノだと思うので、2~3か月おきに「継続保有している理由」を書いていきたいと思います。自問を兼ねて。
以前に記事と比べると心理的な側面が多いです。残念ながら、データ分析とかは特にないですね。短期のデータをそこまで重視していないからです。
投資方針はコロコロ変わりますが以下の通りです。
(ここまでテンプレ)
Tの投資スタンス
せっかくなので前回の記事より情報量増やしました。
投資スタンス
ネガティブです。
保有割合は減少予定です。
目安では2%比率を下げる予定です。株価はそこまで悪くもないのですが、ビジネスの方向性が私の好み(期待したい方向)とマッチしなくなってきた、と言うのが大きな理由です。
業績面
先日発表の決算では結果マチマチだったようですね。利益は予想以下、売上は予想と同等、モバイル契約は増加したもの有料テレビ契約など、コンテンツ事業は不振と言う感じでしょうか。株価は上昇してるのでそこまで市場はネガティブではなさそうですが…と言うか元々ネガティブだった割にはマシだった、ということですかね。
株価推移
記事執筆時点では+5.42 %です。月間騰落率は表の通り-1.41%。値動きは穏やかですね。そこまで期待も乗ってないので、ガクッと下がることも少ないのでしょう。配当利回りは前回の記事では6.72%、今回の記事では6.27%、YoCは6.67%です。配当だけは魅力的な水準ですね(
所感・懸念点
懸念点は…個人的にはコンテンツ事業ですね。前も言っていましたが、ビジネスのポートフォリオを充実させるため収益率の高いコンテンツ事業に手を伸ばしたいのはわかりますが、そもそも回線事業の収益性がとても高いので、余計なことしなくても…と言うのが本音です。
VZの方が真っ当に「本業」に力を入れてるのでポジティブなのですが、その分期待も乗ってると感じ逆張り気味にTを持っているということになります。コンテンツ事業を落ち着かせて本業でもガッツリ稼いでくれるようになれば期待通りですが…
予想通り負債を抱え、契約者もネットフリックスに取られ、Tのビジネスで足を引っ張ってる様子ですね。見切りをつけるには早計かもしれませんが、今後積極的に買い増す気にはなれないで組入れ比率を大きく下げることにしました。
IBMとのアライアンスは正直あまり期待していません。確かにエッジコンピューティングと複数のパブリッククラウド(と、プライベートクラウドの組み合わせ)は本当の(米国的な)「マルチクラウド」なので、時代の波の乗れるバズワード感はありますが…やや乗り遅れ感の強い二社のアライアンスですから、市場をけん引する立場に追いつけるか、追い越せるか?と言われると「期待せずに見守ってるよ」と言う回答になるでしょう。
他にも5Gとか期待をそそるネタもありますが、こちらも普及はまだ遠く、設備投資にもかなりのコストがかかりますし、配当を貰いつつ悪い決算も日々の値動きも特に気にせず、のんびり気長に構えていられるくらいじゃないと、5Gに期待したT爆買いは短期的には後悔することになるかもしれませんね。
ではでは今日はこの辺で。
明日は大吉☆(。>ω<)b
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