ライナスの米国株投資術

ライナスの米国株投資術

NYSE上場米国系企業(の、日本法人)に勤めるライナスの米国株式投資記録。投資方針や成績、雑感など書いていきます。

キャッシュをトータルリターン%に含めるか?

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ライナスです。

 

今回は投資向け資産におけるキャッシュポジをポートフォリオの一部と捉え、トータルリターンに含めるか?と言う話題です。これには賛否両論あると思いますが、ライナスは「含めない派」です。今回は「そもそも他とリターンを比較して意味あるの?」と言う問いは趣旨からズレてるのでスルーしてください。

 

含める派

含める派としては個人投資家ポートフォリオはアクティブファンドのようなイメージなのだと思います。例えばインデックスは基本的にフルインベストなわけで、景気循環的に不利でも株を持つ、と言うスタンスなわけです。バークシャーもキャッシュポジが増えてリターンが出しにくく…とか言ってましたね。

 

下落するまでは株部分だけ切り出して、バークシャーのように「キャッシュポジを抱えリターンが出しにくいところ」よりリターンを好調に見せ、下落したらキャッシュポジでナンピンして損失(%)を薄め、常にフルインベストメントのインデックスをアウトパフォームしているように見せることができます。

 

投資ツイッタラーや投資ブロガーにとって資金力やリターン(%)は正義!と捉える向きがあることから、こういう数字のマジックを使って常に好成績をキープしてるよう見せるのは卑怯であり、ある種のイカサマだろ!と言うことですかね。

 

一理あると思います。

 

 

 

含めない派

さて、ライナスは含めない派なわけですが、これは「キャッシュポジ」の線引きが曖昧であるためです。キャッシュポジを生活防衛資金も含めるのか、余裕資金(投資資産としてのキャッシュ)に限定するのかによりますが、この辺はかなり個人の匙加減です。

 

この辺を厳格に定めていて、例えばバークシャーのようにキャッシュポジをトータルリターンに入れているところと比較する場合は含めた方が良いかと思いますが、インデックスと比較する場合はインデックスも個別株PFも「お互いフルイベストメントだった場合」を想定すればいいんじゃないかな、と思っています。

 

 

 

この辺りは派閥がありそうですね。トータルリターンをブログやツイッターに掲載する皆様は、キャッシュポジを含めるか否かを明記することでより分かりやすくなるのではないかな、と思います。ライナスは待機資金はドル建てMMFに入れており、PFにもリターンにも含めていません。皆さまはいかがでしょうか。

 

 

それでは今日はこの辺で。

明日は大吉☆(。>ω<)b

 

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