ライナスの米国株投資術

ライナスの米国株投資術

NYSE上場米国系企業(の、日本法人)に勤めるライナスの米国株式投資記録。投資方針や成績、雑感など書いていきます。

Google、Apple、強力すぎるプラットフォームが仇に?【反トラスト】

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ライナスです。

 

保有銘柄である「Apple」「Google」について、反トラスト関連でなかなかネガティブな状況です。2銘柄だけじゃなくてGAFAが、ですけどね。この話題に関してはニュースとか見てください。私が書くより余程詳しく書かれているでしょう。

 

この調査結果、処分内容によっては、投資判断はかなりネガティブになります。そもそも、ライナスがGoogleAppleを買っているのは、業績の良さもありますが「OS+プラットフォーム」で他社を簡単に寄せ付けない圧倒的な堀があるからです。 

guillemet0u0.hateblo.jp

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これが崩壊すると業績悪化の懸念が急浮上します。そもそも好景気も終焉を迎え、リセッションか?利下げか?と言われる地合いはハイテクに不利です。特にGoogleは広告事業の利益が悪化するでしょうし、Appleも新機種の購入ペースが落ちていくでしょう。

  

しかし不景気でも皆がスマホを手放すとは思えません。現代っこは食事の回数を減らしてでも携帯を使うでしょう。質素な食事で耐えても流行りのアプリに金を使うでしょう。

 

つまり「OS+プラットフォーム」が崩れない限り、低リスクで安定した収入源が確保され続けます。…って思っていましたが、これが強力すぎて、独占禁止法を疑われてしまいましたね。

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もちろんこれだけじゃないでしょう。Facebookのデータ取り扱いや、広告主への圧力など、独占禁止法に引っかかりかねない材料はあるでしょう。少なくとも疑いがあるからこそ調査されているわけです。

 

調査の結果疑いは晴れるかもしれませんが、政府の動きに便乗してプラットフォームの開放や手数料値下げの訴訟は次々起こりかねませんね。

 

 

 

Google検索エンジンやMAP連動の広告、Youtubeアドセンスなど広告が主力ですし、プラットフォームビジネスも利益は良さそうですが、本質はAIファーストを掲げるIT研究企業でしょう。

 

現在はGoogleの手を離れてはいるものの、次世代の革新的技術ともいえるk8s(k8s=Kubernetes=クーべネティス)も元々はGoogleが設計したものです。この辺はテクリテで書くかもしれません。こういった次世代のデファクトを作る力を持つ企業として、Googleは今後も保有し続けたいです。 

 

Appleは…デバイス販売台数は気にしてませんが、プラットフォーム開放、手数料のマージン減少、コンテンツ事業も振るわない…となった場合、投資の組入れ比率を下げるかもしれません。しばらくは動向を追いたいですね。

 

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まさか4月に記事にした「OS+プラットフォーム」は高収益!ワイドモート!ってのがリスクになるとは。たった1ヶ月そこいらで見事なフラグ回収&高掴みでした。投資は自己責任!とは言え、もし私の記事を参考にしてGOOGLやAPPLEを買った人がいたらごめんなさいね。

 


それでは今日はこの辺で。

明日は大吉☆(。>ω<)b

 

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