ポートフォリオの組入れ銘柄変更&比率調整
ライナスです。
米国インデックス投資から個別株投資に切り替えて、1年が経ちます(今のポートフォリオになったのは2019年5月からです)。
目標組入れ比率自体はしばしば調整していましたが、そろそろ組入れ銘柄そのものの調整をしたいと思います。ツイッター上でもしばしば「売りたい売りたい」と言っていましたが、売買記録が面倒で見送っていました。
今回は除外銘柄、新規組入銘柄、変更前後の目標組入れ割合を書いていきます。
除外銘柄
ツイッターでは先出ししていましたが、USB(USバンコープ)です!以下の記事で追加していますが、元々「石油株やSNS株を含め好みではない銘柄が含まれるインデックスに腹落ちできず」個別株に移ったという経緯があります。
その割に、金融株だけはしばらく保有していました。これはたまたま個別株で何買おうか調べていた時に「バフェット氏が金融株を多く保有していること」「金融株でも収益性が高いこと」など漠然とした理由からUSバンコープを選択していました。
が、現在は利下げ傾向ですし、個人的にも銀行ビジネスにはあまり明るいビジョンを持っていません。そもそも金融株自体が好きではありません。
貸出の金利が下がれば単純に収益は下がります。金利が下がった分、借り手が多くつけばいいのですが、仮に低金利&リセッションが被った場合、貸出の金利が下がる&企業もビジネスへの投資に消極的になる可能性があります。単純に考えるとトップラインが下がります。
それでも健全な財務をキープ出来れば良いのですが、往々にして無理をしだすところが出てきます。さらに、貸出や決済などレガシーな銀行ビジネスでは限界があるだろうと考えていること、キャッシュレス決済などは銀行よりもハイテク企業の方が主導しやすいこと、フィンテックなども利益率改善には役立ちそうですが、それ自体が売上を大きく伸ばす「ビジネス」にはしにくいことなど、複数の理由から売却を決めました。
先日書いた記事でも「シナリオを持ちましょう」って自分で言ってますから。明るいシナリオがないのに漠然と持ち続けるのもいかがなものか、と言うところです。
新規組入銘柄
細かい銘柄分析は他の方の記事でも見てください(雑)
ざっくりと、こんな感じですね。
とりあえずPERと営業CFマージンは条件に合致してます。
NEEを選んだ理由として、1つは公益企業であること。これはやや「目先を追う」感があるのですが、ここ数年のイケイケどんどんムードから、やや景気後退に向いてるのかな、と感じているため、少しPFをディフェンシブ寄りに寄せたいと考えているためです。
元々ライナスはハイテクとヘルスケアの比率が高いです。ハイテクは顧客企業の投資により業績が上下する可能性もあるため、景気敏感寄りかなと思っています。ハイテクの景気サイクルや短観については別途書きます。そしてヘルスケアに関しては大統領選などの影響もあり、あまり「ディフェンシブ」には働きそうにありません。
このバランスを取るため、今回シクリカルである金融株を除外するので、ディフェンシブな公益から1つ入れようかなと。そして水道(AWR:アメリカンステイツウォーター)は既に保有しているので、社会インフラとして電力を選びました。その中でも収益性が良く、個人的に期待している再生可能エネルギーにも注力しているNEEを選んだ…と言う感じです。
エネルギーでも石油系は好まないんですけどね。
他の候補は再生可能エネルギーインフラに投資するLPである「BEP」、物流REITである「PLD」、通信インフラREITである「AMT」などがありましたが、いずれもSBI証券では購入できなかったため断念しました(´;ω;`)
銘柄比率変更
こんな感じで変更します!!
もう既にヘルスケアを買いまくっているので、今更比率を下げたところで…感はあるのですが、6%→5%に下げたいと思います。代わりに組入れ比率の小さかった公益系を2%→4%に引き上げます。
セクター別で見るとこんな感じですね。
ヘルスケアがオーバー、公益がアンダーする状態になります。この辺りは$1,500とは別で追加投資をするなり、任意銘柄の枠で調整していくなり、徐々にリバランスしていきたいと思います。
今のところヘルスケアを売却して調整する事は考えていませんが…買い方的にも乖離が長期化する可能性も高いため、様子見しつつ必要に応じて一部売却も視野でしょうか。
今回のポートフォリオ調整が吉出るか凶と出るか…楽しみですね!
ではでは今日はこの辺で。
明日も大吉☆(。>ω<)b
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