保有銘柄「アッヴィ(ABBV)」の投資スタンス(2019年7月)
銘柄選定理由です。
5月に類似の記事を上げています。
これは「何故組入れたか」と言う記事ですね。情報や業績、投資判断は水モノだと思うので、2~3か月おきに「継続保有している理由」を書いていきたいと思います。自問を兼ねて。
以前に記事と比べると心理的な側面が多いです。残念ながら、データ分析とかは特にないですね。短期のデータをそこまで重視していないからです。
投資方針はコロコロ変わりますが以下の通りです。
(ここまでテンプレ)
ABBVの投資スタンス
せっかくなので前回の記事より情報量増やしました。
投資スタンス
ぶっちゃけネガティブです。
ですが、保有割合は同率予定です。
理由は後述します。
業績面
直近の決算は振るいませんでした。やはりヒュミラの特許切れ、バイオシミラーにシェア浸食されていることが痛手のようですね。記事投稿予定日の数日後に次の決算発表と言う何ともタイミングが悪い投稿になってしまいましたが、発表前でも(ネガティブながら)保有スタンス変わらず!と言うことで…。
株価推移
絶不調ですね。ABBVは保有銘柄の中では一番マイナスの銘柄で、記事執筆時点で-14.20 %です。月間騰落率も表の通り-13.00%。配当利回りは前回の記事では5.39%、今回の記事では5.46%、YoCは5.00%です。途中で買い増しているので下げ幅は多少薄まっていますが、薄まっていてコレです。
所感・懸念点
懸念点は他製薬系企業と同様の薬価引き下げ云々もありますが、何より主力、ヒュミラのシェア縮小とアラガンの買収、多額の負債ですね。そもそも常時無借金企業と言うは大企業ではほぼないと思っていて、何かしらの債務がある(=レバレッジが効いてる)ものですが、ABBVはアラガン買収でハイレバ状態になっているわけです。
もちろんこのままヒュミラ一本で衰えることが賢明だったとは思いませんが、業績低迷+多額の負債は倒産(まで行かずとも大きなダメージ)に近づきます。とは言え、過去M&Aにより収益拡大を成功させてきた企業は沢山ありますし、ヘルスケアセクターは比較的M&Aが多いです。
単純に両者の製品ポートフォリオが組み合わさっただけではなく、顧客や販路、営業ノウハウ…つまりパイプラインが合わさりシナジーを発揮することで、広いセグメントにシェアを持つことができるようになるかもしれません。もちろん「買収したらわかりにくくなった」と離れる客もいるかもしれないので、必ずしもシナジーに期待できるとは限りません。期待はしたい(願望)ですが…うーん?
ディフェンシブと言われるヘルスケア銘柄ながら、反トラストや訴訟問題を抱えるAPPL、GOOGL、JNJを遥かに超える下落率でなかなかハイボラでリスクが高くなってきた感じですね。流石製薬、流石バイオ。もし栄えある復活を遂げるならここで力強く握った者(そして買い増したもの?)が勝者となるでしょう。一先ず保有スタンスは継続です。
ただし、繰り返しますがぶっちゃけネガティブです。完全に逆張りでホールド&買い増ししていく感じですね。 保有割合は既に目標の7%を超えているので、場合によっては今後引き下げや縮小もありうるかもしれません。
ではでは今日はこの辺で。
明日は大吉☆(。>ω<)b
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