何故バブルっぽいのに果敢に買い向かうのか?
ライナスです。
マーケットの現状と感想
ライナスは暴落時二番底が来る派…と言うか、「まだ下げる派」だったのですが、今はその予想に反して上昇を続けています。
まだ下げると感じた根拠として、経済指標がこれからガタガタになること、そして資本財やハイテク含め景気敏感な銘柄たちは遅れてダメージを受ける事から、順次ダメージが広がり、下げていくかな、と考えていたわけです。
ハイテク市場
実際にIDCのレポートでもIT市場は以前よりもネガティブですし(これはまた別で書きますね)狭い市場の話で申し訳ないですが、日本の企業はIT投資に消極的になっている企業が増えてきました。
正しく言えば「ITに投資したくない」わけではなく「したいけどする余裕がない」状態です。資本財とハイテクはどちらも「ビジネスに必須」だったり「ビジネスを加速させる」もので、物理的な設備かIT設備かの差です。企業が出せるお金に左右されるわけです。
しかし、実体経済に反して株価は上昇しているわけですね。
予測なんてアテにならん
ライナスの予測は「業界人」としての予測です。あくまで私がアクセスできる範囲の情報で、他社のインサイダー情報なんてわかりません。業界動向がこうなっているから、マーケットに反映されればこうなるのではないか?と言うレベルです。
これは全然アテになりません。なぜならマーケットは業界人だけで形成されているわけではないからです。
マーケットは自分より賢明なものが多く携さわれば、自分の得られる情報はそこに劣り、出し抜くことはできません。また、マーケットは自分より愚かなものが多く携われば、自分の得られる情報はその情報を得られない人々が形成するマーケットに反映されず、情報を持つが故に出遅れる可能性があるからです。私にはこの境界線を、それも短期目線で見抜くほど優れた感覚を持ってはいません。
市場は効率的なのでは?
ライナスは効率的市場仮説を大して信じていません。
私は前職上場一部企業の日系IT企業に勤めていましたし、今はNYSE上場の企業に勤めていますが、「インサイダー情報を知る者」でありながらどちらも株価は予想通りに動いていません。特に前職は「どーせ上がらんやろ、数字もイマイチやし」と思っていたら爆上げして数年で5倍になりました。持ち株やってなかったんですけどね…
株価は何か1つの要素だけで値付けが決まるわけではないので、そう簡単に効率的にはなれないんですよ。非効率な取引が拮抗し、そこそこ「それっぽい」価格を形成することもあれば、「かなり歪な」価格を形成する事もしばしばです。
本題:何故買い向かうのか?
ここまで読んだ方は買い向かう理由その1は推測できていることでしょう。
1つ目は「先は読めん」からです。仮にマーケット規模や決算の結果がある程度推測できたとしても、それだけで株価がどちらに、どれくらい動くか的中させるのは難しいですからね。上には期待が、下には失望が乗るからです。その度合いは人により様々で、それらが膨大な量集まった結果どう動くかなんてわかりません。
既に暴落開始から現在までを切り取れば推測を外してますからね。「上がりすぎ」「調整しそうだな」と思ってはいますが、そんなものは占いみたいなもんで確信に昇華させることは出来ないからです。
2つ目は「目先は気にしてない」からです。COVID-19の騒動やその回復時期、短期的な特需による騰落は全然と言っていいほど気にしてません。もはや「ネタ」みたいなレベルです。なぜならここ1年で売却する予定はないからですね。(ガチホするわけではないです。売るときは売りますが、予定として「売却時期を1年以内」などと定めていない、と言うことです)
むしろもっと先の、今の騒動が終わり、人々が元の生活に戻りながらも、新しい文化が提唱され、もてはやされ、浸透し、当たり前となった世界、つまり「パラダイムシフト」の先の世の中を見据えているからです(アフターコロナとかニューノーマルとか色々言われていますね)。
確かに少しでも安く買えれば嬉しいですし、高掴みはしたくありませんが、短期的な上げ下げを吸収できると思っているので(と言うか、そういう銘柄を選択しているつもりなので)、下げてる最中も上げている今も果敢に買い向かっているわけですね。
もし2番底なり調整なりが来たとして、それでも私は果敢に買い向かうでしょう。
ではでは今日はこの辺で。
明日も大吉☆(。>ω<)b
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