【寄稿】ワイドモート≒永続する会社≠値あがる銘柄
ライナスです。
The Motley Fool Japanに寄稿した記事が掲載されました。
これは前々から温めていて、「千年投資の公理」を読む前から抱いていた疑問と言うか、課題のようなものでした。
「ワイドモート」を持つ企業は確かに強いけど 、失う可能性もあるし、期待が乗っている分、失った時の失望は大きそうだ、と。そして千年投資の公理を読んで確信に変わったので、そこからしばらく経ってようやくまとめて記事にできました。
ワイドモートを語り始めると長くなるので、あまり厳密に追及はできていませんが、細かい話が気になる方は「千年投資の公理」を読んでください。アフィリンクも貼らないので自分でググって買うなり、図書館で探すなりしてくださいませꉂꉂ(ˊᗜˋ*)
ライナスも銘柄選定記事では「ワイドモートさ」を重視しているように書いていますが、それは永続するものと思っているわけではありません(もちろん長く続けばいいなとは思っています)。
例えば、ライナスはワイドモートの中でも強力なネットワーク効果を持つSNS銘柄は好んでいません。
インデックス投資から個別株投資に移った理由の一端として、VOOなどではFacebookなどのSNS銘柄の組入れ比率が大きいから、という理由があります(他には金融が大きいこともあります)。
ネットワーク効果の優位性は分かるのですが、オンラインゲーマーだったライナスとしては、どれほど人が多く盛り上がっている時期があろうとも、いつか衰退する可能性があること、ひとたび衰退したWebコンテンツはオワコンかするのも早い、ということです。
ライナスが学生の頃はモバゲー、(SNSとしての)mixi、ニコニコ動画などが最強のWebコンテンツでしたが、あっさり衰退して今やいずれもオワコン扱いです。そしてそれらの栄枯盛衰の原因は兆しを読むことが出来そうもないので、SNS銘柄はあまり持ちたいとは思いません。
ワイドモートもその期待がピークに達してから買うと高掴みの可能性がある(もちろんそこからまだまだ上げる可能性もある)ので、手放しに「ワイドモートなら何でもOK!」ではないということですね。聞こえの良い言葉に踊らされないようにしましょう…という記事でした。
そもそも株価=企業の強さ、ではないですからね。期待が乗りすぎれば、どれだけ強い企業でも期待外れに終わった時株価が下がる可能性もあるってもので。東大合格確実な受験生は確かに頭が良いのでしょうが、万一落ちたらガッカリされるようなものですね。理不尽ですが、株価の値付けって案外そう言うものなのです。
ではでは今日はこの辺で。
明日も大吉☆(。>ω<)b
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