ライナスの米国株投資術~高利益企業への長期投資~

ライナスの米国株投資術~高利益企業への長期投資~

NYSE上場米国系企業(の、日本法人)に勤めるライナスの米国株式投資記録。投資方針や成績、雑感など書いていきます。

SNS銘柄を好まない理由

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画像は昔飼っていたインコです。何かを暗示したものではありませんꉂꉂ(ˊᗜˋ*)私が個人的にSNS銘柄を好まない理由です。

 

例の如く個人的な考えです。無知故に…と言うのもあるでしょう。もしこの手のサービスの利益構造に詳しい方がいましたら、異論、反論、アドバイス、大歓迎です。

 

さてさて。

 

実は、Facebookなども私の購入ルールをクリアしている、そこそこのPER(25~30)で高収益(営業C/F M 50~60%)の超高収益優良企業です。SNSネットワーク効果を持ち、ワイドモートさもあります。データ的には完璧です。それでも、私のポートフォリオには組入れていません。これには大きく分けて4つの理由があります。

 

 

1.流行り廃りがあり乗り換えられやすい

SNSと言うサービス自体新しいものは会員登録すれば使えますし、利用しなくなったら解約せずとも放置してしまえばいいだけです。多くは会員登録や利用料は無料で始めるも辞めるも気楽です。

 

私が子供の頃はモバゲーと言うものが流行っていました。その後はmixiが流行っていました。今ではどちらも…です。もっとも現在主流のツイッターFacebookと比べると、アバターやゲームなどの要素もあり毛色は異なります。それでもやはり栄枯盛衰の激しいビジネスですね。

 

SNSネットワーク効果と呼ばれるものを持ちます。利用者が増えれば便利になって更に利用者が増える、加速的にワイドモートさを増していく特徴があります。これは先行者有利となるメリットともなりますが、裏を返せば利用者が減れば廃れていくわけです。

 

SNS自体は一人一サイトとは限りませんので、ある程度棲み分けも可能で純粋なユーザの奪い合いにはなりませんが、時間は有限です。 SNSが乱立することで、そこそこ流行っているものが増え、1つのSNSにかける時間が短くなっていく可能性もあります。

  

2.SNSが流行る、廃れる理由がわからない

SNSネットワーク効果故のワイドモートさがあると言いました。つまり流行っているか、廃れるか、これが非常に大事な要素です。しかし私には新しいSNSが流行る理屈がわかりません。他意はなく、純粋にわからないのです。歳でしょうか。

 

自然と世の中に浸透したのか、誰かが使い始めたのか、何をキッカケに流行るかわからないのです。推測ですが、芸能人などのインフルエンサーや、メディアで取り上げられる、広告が実を結ぶ、でしょうか。

 

いつから、なぜツイッターが流行ったのか、Facebookが、インスタが、tik tok(これはSNS?)が流行ったのかわかりません。なぜモバゲーやmixiが廃れたのかもわかりません。これはツイッターFacebookなど、競合が出たからでしょうか。

 

もし、そうだとすれば

・競合が流行ると既存のSNSは勢いを失うかもしれない
・しかし、いつ、どうしたら競合が台頭するのかわからない

と、言うことになります。

手放しでは長期的に期待しにくいです。

 

 

 

3.収入源が広告中心でコントロールしにくい

これはSNS中心のビジネスに限定した場合ですね。Google検索やyoutubeでも同じ問題を抱えています。広告ビジネスは、その媒体(SNS、動画サイト、検索エンジン)を利用し、見ているユーザが多いからこそ成り立つものです。多くの人が見るからこそ、お金を払って広告を出す価値があるのですね。

 

しかし先ほど赤文字で書いた通り、SNSが乱立した場合、1つのSNSにかける時間が短くなっていく可能性があります。つまり広告を見てもらうクリックしてもらう機会が減るわけです。

 

かと言って、今まで無料で出来たことを有料制にするとユーザが減ります。ネットワーク効果の負の側面で、ユーザが減れば利便性は低下していき、更なるユーザ離れを招くことになりかねません。

 

そのため、広告収入の低下に歯止めがかからない場合、ユーザ低下を覚悟で有料制にするか、基本無料のままで、何かしらの有料サービスを提供し、課金収入を得るしかありません。またはSNS(広告収入)とは別で事業を拡大するか、ですが、これを言い出すとなんでもその通りでキリがないのでやめましょう。

 

Youtubeは広告なしの有料サービスを開始しています。また、動画サイトは投稿者に広告費の一部が入るので、ネットワーク効果とは異なるコンテンツ維持のアテがあります。(もちろん同じことを競合にされたらアテは薄まりますが…)

 

私が知らないだけかもしれませんが、ツイッターFacebookで、ネットワーク効果を維持し続ける=使い続けたとしても、一般ユーザには広告費の一部が還元されないので(ですよね?)継続的に稼ぐ手段についてやや課題があるのかな?と思っています。

  

4.流行ったことが負債となりうる

先ほど赤文字で利用しなくなったら解約せずとも放置してしまえばいいと書きました。これは放置アカウントが残り続けることになります。

 

サーバやデータ保持の方針を詳しくは知りません。おそらくアクティブユーザに合わせサーバリソースは変動させ、長期間使われないデータは安価な大容量低速HDDに移動する、などでコスト削減は図っているとは思います。もしかしたらもっと上手くやっているかもしれません。

 

どんどん流行り、規模が拡大し、データが肥大化しても、その傾向が続く限りは規模拡大に投資してもペイできます。しかし廃れた後にデータ保持のコストだけかかり、保持コスト対広告費が見合わなくなってきた場合、不使用or低使用率アカウントは消すのか、残すのか。残す場合は利益を圧迫する可能性があるわけです。

 

基本無料であるが故、AWSなどのクラウド事業とは異なり、登録ユーザ数に比例して売上&利益&サーバ規模がアップ、とはいかない場合があります。アクティブ率が肝心です。サーバコスト(投資CF)と利益(営業CF)が上手く比例しないケースに対するリスクをどう考えるか、と言うことですね。

 

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4つの理由を挙げましたが、これらを総合的に考えて、

 

SNS自体、競合が台頭した場合乗り換えやすい→乗り換えで流出するとそのままオワコン化のリスク→オワコンとなると収益性がダイレクトに悪化する→肥大化したデータ維持のコストだけがのしかかる

 

と言う最悪のシナリオで、保有に対しネガティブです。この対策について、各社がどのように考えているのは正直知りません。分かりやすいリスクなので、流石に対策は考えてるだろうとは思います。

 

そしてこれらは長期的に見て収益モデルが脅かされる可能性…として挙げていますが、それはどの企業でも似たリスクはあります。将来のことは誰にもわからないです。杞憂に終わるかもしれません。実際に、SNS銘柄はここ数年、業績は絶好調です。ツイッターFacebookも短期間で急成長を遂げました。

 

このまま成熟企業家するのか、競合の台頭を許すのか。前者を信じるならば、SNS株は超優良銘柄だと思います。後者を懸念するならば、強気では持ちにくいでしょう。私は後者を警戒している、と言うことですね。

 

 

それでは今日はこの辺で。

明日は大吉☆(。>ω<)b

 

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