【米国株】セクター分散型個別株PFを組むくらいならインデックスにすべきなのか?
ライナスです。
ライナスはハイテクとヘルスケア偏重の個別株PFを組んでいます。しかし、セクター的にはそこそこ分散させて投資しています。ライナスPFに限らず、個別株投資でありながらセクター分散(特に多くの大型株に少額ずつ)投資している人に対し「それならインデックスでいいんじゃないの?」と言う指摘を見かけることがあります。
インデックスは分散が簡単
確かに、個別株を始めると隣の芝が青く見えることが「しばしば」あります(おっと親父ギャグ…)。これに身を任せ次々と保有銘柄を増やしていったり、流行りのFAANGが欲しいとか、大型企業の方が安心だからとか、S&P500の上位銘柄やNYダウ構成銘柄と変わらないPFになっている方もいるでしょう。
大手証券3社(SBI、楽天、マネックス)の最低手数料が撤廃されたとは言え、あまり保有銘柄数を増やすとやはり管理が大変ですし、買い増し方によってはインデックスと大差ないパフォーマンスになる方もいるかもしれません。
雰囲気で個別株始めたけど、特に信念もないし自分自身何がしたいのかわからなくなってきた…と感じる方は、インデックスに軸足を移しても良いかもしれませんね。狼狽売りしないように相場を頻繁に見ない、と言う作戦はアリかもしれませんが、見ようと思ってるけど見切れないのなら一考の余地ありです。
案外成績には差が出る
とは言え、案外成績に差が出るものです。
上記は8/16の終値時点の成績なのですが、この時点ではライナスPFが同タイミングで購入したVTIを+2.5%アウトパフォームしています。しかし、この1ヶ月ちょっと前にはライナスPFは1%以上アンダーパフォームしていました。
このPFになってからの運用は4か月しか経っていませんが、それだけの短期間でもVTIと比べ3~4%程度上下に振れているわけです。もっとも、時間と共にこの乖離が大きくなるとは限りません。
3~4%の乖離の中を上下しながら、長期では同程度のパフォーマンスに収束するかもしれませんし、どこかのタイミングで大きくアンダーパフォームしてそのまま再浮上しない可能性もあります。
買い方が肝になる
バフェット太郎氏方式…と言うわけではないですが、ライナスはそれに近く、直近下落率が大きい(つまり下がった)銘柄と、組入れ比率が小さい銘柄、それと何となく買っておきたい銘柄の3銘柄に、毎月$500ずつ投入することを目標としています(8/16時点。運用ルールは変更されることがあります)。
インデックスの場合は時価総額加重で構成銘柄を一度にすべて買ってしまいますが、個別株は各銘柄を別々に、任意のタイミングで購入することができます。銘柄ごとの順張りも逆張りも投資方針に合わせ調整できるわけですね。
これが吉と出るか凶と出るかはわかりません。素直に相場全体が上げるなら順張り、相場全体が下げるなら逆張りになるインデックスの方が好成績になるかもしれません。逆張りが当たるなら個別株で下げたものを買い足す戦法は大きなリターンに繋がる可能性もありますし、それが沈みゆく銘柄への無限ナンピンと化すとすれば、そこには悲惨な未来が待っているかもしれません。
未来は誰にもわからないわけですが、銘柄選定以外にも購入基準がインデックスと個別株では大きく変えられることから、構成が近しいからと言って「個別株の意味がない」とまで言い切るのは些か暴論だと感じます。
ではでは今日はこの辺で。
明日も大吉☆(。>ω<)b
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