UberやLyftにネガティブな理由
私が個人的にUberやLyftを好まない理由です。例の如く個人的な考えです。
UberやLyftに関しては財務や決算は見ていません。そしてネガティブなので銘柄分析全然できていません。なので実際は儲かっててイケてる可能性もあります。もしかしたら書いていく理由の中には、既に解決済みの問題もあるかもしれません。その場合はコメントか何かで教えてください。いつも通り、異論、反論も大歓迎です。
Uberについてはこの記事が詳しいですかね。ちょっと古いか…?
さて、理由は大きく分けて以下の3つです。
1.規制の影響を受けやすい
2.真似しやすく乱立しやすい
3.成長性に疑問がある(条件付き)
1.規制の影響を受けやすい
日本でもそうですよね。規制を受けやすいです。個人利用ですが、車道を使うので公共性があります。利用者(運転手、ユーザ)による犯罪や迷惑運転など、社会問題になれば規制強化もあり得るでしょう。規制を受ければビジネスが出来ません。
ただし、逆に先発が認可され、後発に認可の壁が出来れば、先発は規制に守られるので優位性を持つこともできそうです。
2.真似しやすく乱立しやすい
配車アプリなどは発想の勝利感がありますが、仕組み自体は難しいものではないと思います。便利で、更に儲かるからこそ、類似サービスが出たり、ある種の公共事業として政府が保護したローカル企業が台頭した場合、やりづらくなるような気もします。
また、ドライバー側としては特定サービスにこだわる必要はないので、利益を発生させるための商品であるドライバーが流出してしまう可能性もあると思います。
3.成長性に疑問がある(条件付き)
UberやLyftはアプリで乗り手と運転手を仲介するわけですが、実際にユーザの要求(移動手段が欲しい)に対し、移動手段を提供するのは運転手です。その仲介料で収益を得ています。
つまりタクシーや自分で車を持つ、と言う移動ニーズのパイを、移動手段を提供してお金を得たいドライバーが分け合うための仲介の「場」を提供しています。パイが決まっているわけです。
5G関連の記事でも触れましたが、パイを奪い合うビジネスは限界があるのでは、と思っています。前述の1,2と合わせて、パイの増加と、後発企業とパイを奪い合い自分たちの取り分が減少するペース、どちらが早いかな…と言うところですね。
当面は既存ビジネス(タクシーなど)からパイを奪う分があるので、各社ともある程度のシェアは確保できるかもしれませんが、そこからの伸びに期待しにくい気がしています。
補足として、パイは決まってると言っても増減はします。車で移動したい、と言う人と、車を提供したい、と言う人が両方増えれば良いですね。人口増加に伴い増えていきます。
しかしこれはUberやLyft側で掘り起こせるわけではないでしょう。通信の進化に合わせて移動のニーズが落ちる可能性はありますね。これらを踏まえると成長性には疑問があります。
た だ し !!
あくまで配車に限ったビジネスをしていた場合ですね。Uberは食品を運んだり、車以外の手配を強化したり、SNSのように日常的にアプリが活用されるようになればそこと広告サービスを紐づけたり、拡大の余地があります。
また自動運転など技術の進歩に合わせてドライバーが配車せず、自動運転車を届けてリターンを得たり、現在の配車サービスで得たデータを活用して、更なるサービス開発に進める余地はあるのかなと思います。まだまだ収益源の拡大とコストの削減は狙える、と言うことです。
先んじてそれを実現するのはUberか、Lyftか、Googleか、Amazonか、もっと別の企業か…と言うのはまぁ未来の話。妄想に近いですが、計画はしているかもしれませんね。
既にどこかで情報が開示されてたらすみません…!!私が思いつくことはすでに実践されているかもしれませんね。情報が古かったら「それもうあるよ!」と指摘してくださいꉂꉂ(ˊᗜˋ*)
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そんなこんなで期待したい面もあるのですが、いろいろ壁もあると思っているので現状ネガティブです。直近の話題性の割には…と言うところでしょうか。 配車サービスを基盤に、今のAmazonやGoogleのように収益性の高いサービスを開発、展開して行けるのなら、 投資に対してポジティブになるかもしれません。
それでは今日はこの辺で。
明日は大吉☆(。>ω<)b
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