【ゲーム好き必読】ポートフォリオの考え方
ライナスです。
皆様はゲーム、お好きでしょうか?
ライナスはゲームが大好きです。
昔はレッドストーンと言うオンラインゲームをやっていて、力、敏捷、運のみに振り分け「回避99.9%のソロ火力シーフ」をやっていました。防御や魔法系のステータスは初期値のままと言う、尖った構成ですね。
こんな感じで、ライナスは「ステ振りを自分で決められるゲーム」が好きでした。この考え方は株式投資でも同様で、個別株投資をやっています。この「ポートフォリオ=ステ振り」の考え方に解説していきます。
あなたはどんな職が好き?
オンラインゲームでも色々な職や役割があるでしょう。
万能型の勇者、火力特化の剣士や魔法使い、防御特化の騎士、回復もできる神官…これらを組み合わせてある程度攻撃も回復もできる白魔導士、防御や回復もできる聖騎士、火力を追求した魔法剣士…
自分はどんな構成で行こうかな、と考えるとワクワクしませんか?
そういう方には個別株が向いていると思います。これは勝てることをコミットするわけではありませんが、とにかく株を楽しめるし、株の勉強も楽しめることでしょう。
ステ振り(PF構成)の例
例えば火力特化にしたいならハイテクなどのシクリカルなセクターから、高成長が期待できそうな銘柄を選定していくとしましょう。おおよそセクターの傾向がステータスのようなイメージで良いと思います。シクリカルなセクターなら攻撃力、ディフェンシブなセクターなら防御力、みたいな感じですね。
さらに個別銘柄はスキルみたいなイメージでしょうか。火力特化でクリティカル重視なら出遅れハイテク小型株、火力特化だけど安定したダメージを狙うなら成長ハイテク大型株、みたいなイメージです。
逆に防御特化なら生活必需品セクターや公益セクターから、景気に対して耐性を持つなら生活必需品日用品株、貿易戦争などの外交に対して耐性を持つなら公益水道事業株…と言った感じです。
これにレバレッジが効くと攻撃↑↑、防御↓↓みたいなデバフもセットだと考えてみるとよいかもしれませんね。
回復はちょっとイメージしにくいですが、債券やゴールドなど株式と概ね逆相関のアセットを加える感じですかね。株価が下がっても回復できる…ちょっと強引かもしれませんがꉂꉂ(ˊᗜˋ*)
相場は環境と考える
「環境」って表現でわかりますでしょうか。その時のゲームバランスとでも思ってください。例えば「火力特化が最強」な時期があるとしましょう。しかし、大型アップデートで「火力特化はオワコン、防御特化が最強」になるかもしれません。
相場もこれと同様で、景気サイクルがあります。とある相場ではハイテクや金融などが強い時期もあれば、またとある相場では生活必需品やヘルスケアが強い時もあります。さらに大統領選挙など「超大型アップデート」があると政策がガラリと変わり、今までの「対策」が通用しなくなるかもしれません。
とあるゲームバランスで始めたばかりの人は、攻略Wikiなどから「現環境は火力特化最強!!」と言う情報を仕入れ、最強の構成を目指すでしょう。そして順調に勝利を重ねていくわけです。
しかし、環境…つまり相場が変わり、火力特化が通用しなくなると、負けがかさんでいきます。そして「もうダメだコレ、クソゲー!www」と辞めてしまうケースもあるわけです。
環境対策はゲームをやっていれば必須ですよね。ここで「環境に合わせて小まめにステやスキルの振り直し(アクティブリバランス)をするのか」と言う課題が出てきます。これには課金(売買手数料や場合によっては税金)が必要です。
課金しても効果が高いならそれもアリだと思いますし、「苦手な環境では戦わない(サイクルの変動を待つ)」、「レベルアップに合わせて足りないステを補う(パッシブリバランス)」、「どんな環境でも戦えるように備えておく(バランスドポートフォリオ)」などの作戦も考えられますね。
パッシブリバランスをするには入金力が必要です。入金力は経験値みたいなもんですね。経験値が多ければレベルが上がりやすい!ステータスを伸ばしやすい!足りないステも補いやすい!
入金力を上げるというのは、経験値の高い良い狩場(=職場?)や、空き時間にできる経験値稼ぎ(副業?)を見つけるようなイメージでしょうか。そう考えると複利は効率的な経験値ブースターになりますね!!死んだらデスペナで経験値減りますが!!(ノ∀`)
ETFはテンプレキャラ
個別株は自由にステータスとスキルが振れる、自由度の高いキャラメイクのようなものですが、ETFはあらかじめ用意されたテンプレキャラみたいなものです。それぞれのステータスの特徴や環境を熟知していなくても、「それなりに戦える」構成を用意してくれています。
例えばザ・バランスキャラである時価総額加重のVOO、VTI、VTや…環境次第だがやや守りに寄せている(と思われる)高配当ETFのVYM、HDV、SPYDなどです。これらがどんなバランスか調べるもよし、とりあえず使ってみるもよし、ですかね。
ETFは方針にあわせてリバランスをしてくれるので、課金による再振り(アクティブリバランス)をせずとも環境の変化に対してある程度カバーがされる、と言う大きなメリットもあります。
「じゃあETFを組み合わせてPF作ったらどうなるの?」とツッコミが入りそうですね。…その場合は…キャラメイクと言うよりPTメイクですかね!バランスのいいパーティを作るって感じで!ꉂꉂ(ˊᗜˋ*)(理論ガバガバ
ポートフォリオはどうしよう?
ここまではよろしいでしょうか。
・セクターと銘柄選びはステ振りとスキル選択
・つまりポートフォリオ構築はキャラメイク
・相場は環境と同じ、環境対策は重要
と、言うことです。実際に個別株ポートフォリオはどう組めば良いか、と言うことですが、結論を言えば「好きにすべき」です。「これからどんなキャラに育てて行こうかな~!」って時に、イチイチ他人に「防御は100止め。攻撃は8割振って、残りは魔力」とかドヤられて楽しいですか?
自分で情報を仕入れて、環境にマッチしていると思われる、あるいは環境の変化に耐えられそうな構成を考えたり、プレイスタイル(リスク許容度とか生活環境とか)に合わせて調整していくのが楽しみ方でもあるわけです。
そういうの面倒!とりあえずテンプレキャラで戦いたい!と言う場合は、ETFを買うのも良いでしょう。ETFも種類がありますが、テンプレが故に情報も沢山あります。
ライナスの場合は…
最後にライナスのポートフォリオを出しておきましょう。やや適当な部分もありますが、ザックリした解説と、以下画像の配分で考えていきます。
ハイテク
V→成長と安定重視の火力重視/景気耐性↓
MA→成長と安定重視の火力重視/景気耐性↓
MSFT→成長と安定重視の火力重視/景気耐性↓
AAPL→成長と安定重視の火力重視/景気耐性/政策耐性↓
ヘルスケア
JNJ→安定した景気耐性で防御重視/政策耐性↓
PFE→景気耐性高め/後発品耐性↓/政策耐性↓
ABBV→景気耐性高め/後発品耐性↓/政策耐性↓
AMGN→景気耐性高め/後発品耐性↓/政策耐性↓
コミュニケーション
GOOGL→新環境での成長重視の火力特化/景気耐性↓
T→安定した景気耐性/5Gなど環境変化で火力も↑?
生活必需品
PG→安定した景気耐性
KO→安定した景気耐性/健康意識耐性↓
BTI→安定した景気耐性/健康意識耐性↓/政策耐性↓↓
公益
AWR→安定した景気耐性/政策耐性
NEE→安定した景気耐性/環境問題対策/政策耐性?
資本財
UNP→好況時の火力↑↑↑/消費耐性↓/景気耐性↓/政策耐性↓
総合すると…
やや火力重視/防御そこそこ(景気耐性普通&政策耐性低め)/回復なし
と言う感じでしょうか!レッドストーンで言えば剣士/戦士タイプ!?ꉂꉂ(ˊᗜˋ*)
ヘルスケアをもっと減らして、公益を増やすと景気耐性と政策耐性のバランスがとれるかもしれませんね。政策は読めない部分もあるので、一概に「コレが耐性がある!」とは言えませんが、サンダース氏やウォーレン氏のリスクが合ったうちは、ヘルスケアセクターはかなり政策耐性が低かったと言えるでしょう。
こんな感じで考えていくと(そしてリスク許容度をちゃんと考えて、守っていければ…ゲームは一日一時間?短い!ꉂꉂ(ˊᗜˋ*))個別株は本当にワクワクしながら続けられますよ!
それでは今日はこの辺で。
明日も大吉☆(。>ω<)b
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