ライナスの米国株投資術

ライナスの米国株投資術

NYSE上場米国系企業(の、日本法人)に勤めるライナスの米国株式投資記録。投資方針や成績、雑感など書いていきます。

【寄稿】長期投資は企業の「本質的価値」に注目する

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ライナスです。

 

The Motley Fool Japanに寄稿した記事が掲載されました。

www.motleyfool.co.jp

 

 

短期的な株価の形成は需給によるものでしょうが、長期的にその裏付けとなるものは本質的な価値がどれだけあるか、本質的な価値がどれだけ伸びていくかです。需給により形成されるプレミアムやディスカウントは、これを先取りしたものと言えるでしょう。

 

市場が「この企業は本質的な価値が伸びる(成長する)」と考えていればプレミアムが乗った上でさらに株価を伸ばしていけるでしょう。逆で考えればプレミアムが減少していくか、むしろディスカウントが働いていきます(これが過剰なディスカウントであり、戻る見込みがある場合はバリュー投資となりますね)。

 

しかし、本質的価値の成長を伴わない株高は長くは続きません。本来裏付けとなる本質的価値が低い、さらに成長しない場合は、需要を作るためにポジティブな情報を出し続ける必要がありますが、成長しない(できない)企業が果たしてどれほどの期間、成長期待を煽れる情報を出し続けられるでしょうか。

 

1~2年であれば可能かもしれませんが、5年、10年と長い目で見たときは 「より規模が小さく、高成長率が期待できる」企業が登場してしまうことでしょう。それ以前に地合いが悪くなり、見捨てられてしまうかもしれませんね。実態を伴わないバブルは、チキンレースと化しますが、結局永遠に続くわけではないのです。

 

バブルに見えても実態が追いつければ、それはもはやバブルではなく実態に裏付けられた評価となるでしょう。長期投資においてこの視点は非常に重要となります。

 

 

ではでは今日はこの辺で。

明日も大吉☆(。>ω<)b

 

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