【寄稿】【追記アリ】今注目のデジタルトランスフォーメーション(DX)。投資家が見るべき3つのポイント
ライナスです。
The Motley Fool Japanに寄稿した記事が掲載されました。
これは以下の記事でも触れたDXプレゼンの内容を、記事向けに文章で書きなおしたものですね。
ただしトーク原稿と言うわけではありません。DXプレゼンは原稿なしで資料に沿ってアドリブで話す(質問があればそれも踏まえて途中でトーク内容変えてます)ので、深掘りしたり、端折ったりしています。その観点では寄稿した記事の方が整理されていますので、展開や内容自体は丁寧に書いています。
少しだけ補足情報を書いておきます。
第二段と言いますか、プレゼンも記事も「DX入門」に当たるレベル感なので、中級編をやることがあればネタにしようと思っているのですが「3つのポイント」が重要なのは何もDX、ITに限りません。これは「企業の経営」「改善活動」「世の中の変革」「投資活動」すべてにおける本質なんです。
- 出来なかったことが出来るようになる
- 出来ていた事がもっと便利になる
- 出来ていた事のコストが下がる
ただし
これらには「続き」が必要です。
DXに失敗する企業、改善活動で成果が出ない企業の共通点はその続きを欠いていることです。日系企業ではその失敗談をよく耳にします。
続きとは何か?
それまた別の記事で…
と言うのは冗談で、書いちゃいますね。「時間」や「お金」、つまり「コスト」の複利を活かせるかどうかです。
新しい事が出来るようになったり、便利になったり、コストが下がる…その場合、従来より同じ品質のものを作ったり、活動を行うために掛かる「時間」や「お金」が減るわけです。つまり余裕が生まれます。
よくある失敗例は余裕が生まれたからと言ってこれを「浪費してしまう」ことです。同じような仕事を詰め込んで時間を浪費したり、儲かった儲かったと利益に計上してしまうだけだったり…前者は改善活動あるあるでしょうか。
とある作業を自動化し、時間が浮いたらその時間で仕事を詰め込む…これでは働き方が改善されないのは当然ですね。浮いた時間でもっと改善するための活動をしなければならないのです。IT投資も同様です。
時代の移り変わりは激しいです。空いた時間を更なるデジタル推進、改善、効率化に費やす必要があります。浮いたお金も更なるデジタル推進、改善、効率化の費用に費やすべきです。もちろんミクロな改善ではなく、最終的には全体のバランスを考慮したマクロなデジタルトランスフォーメーションに繋げるべきでしょう。
コストの都合でスモールスタート、つまりミクロな領域から始めたとしても、浮いたコストを「お得やんけ」で片付けてはいけません。完全なるデジタル化、効率化に向けて、歩みを止めてはいけないのです。
投資も同じですね。例えば老後の資金確保が目標なのに、利確するたびに全額豪華な食事に使い、配当を得るたびに酒を飲んでいては非効率な運用となってしまうでしょう。DXも結局は「社会や企業のIT化のための投資」なので、同じ投資であるならば複利を活かして効果を雪だるま式に拡大すべきです。
こういうテーマでもまたお話しが出来たらいいですね。投資ブログと言うよりビジネスブログみたいになってしまいましたが、投資とビジネスは表裏一体だと思っているので、まぁ良いでしょう。
ではでは今日はこの辺で。
明日も大吉☆(。>ω<)b
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