ライナスの米国株投資術

ライナスの米国株投資術

NYSE上場米国系企業(の、日本法人)に勤めるライナスの米国株式投資記録。投資方針や成績、雑感など書いていきます。

これから投資を始める人へ、「加工済みデータ」に惑わされないように!

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ライナスです。

 

ツイートした「KOやPG売るかも」系の記事はモトリーフールに寄稿する記事も含め絶賛執筆中です。背景や思考の前提を踏まえると1記事では収まらないので時間がかかってます。

 

ただし、それらに触れず短絡的に「良くないのかな」「俺も売ろうかな」とか考えて欲しくないので、順を追って記事にしていきたいと思います。しばしお待ちください。

 

さて、今回はちょっと思い付きでデータを取って掲載してみたいと思います。今回の記事で言いたいことは「これから投資を考えるあなたにとって、そのデータって役に立ちますか?」と言うことです。

 

投資は過去の実績を参考にする事も多く、データ分析の観点では未来は推測に過ぎず、過去に頼るしかないことから仕方ないとは思うんですが、妄信は良くないと思っています。ライナスは再三「過去は過去」「温故知新」を唱えてきました。

 

そんなデータ遊びの記事です。

GAFAMとVOOのリターンを期間を区切って取っています。

2019/9/18から2020/9/18

 

GOOGL 17.72%
AMZN 62.58%
FB 34.22%
AAPL 91.84%
MSFT 44.67%
VOO 10.27%

 

だいたい1年分です。VOOは全てに負けています。

コレで見ると最強はAAPL、次点はAMZNですね。

 

2020/1/4から2020/3/23

 

GOOGL -24.59%
AMZN 0.00%
FB -30.34%
AAPL -25.16%
MSFT -14.49%
VOO -31.30%

 

年初からコロナショックの底までです。

この時点でも最弱はVOOです。

コレで見ると最強はAMZN、次点はMSFTです。

 

2020/3/23から2020/9/18

GOOGL 28.41%
AMZN 52.31%
FB 56.87%
AAPL 73.10%
MSFT 35.09%
VOO 36.31%

コロナショック時の底から現在までです。

VOOは最弱どころか、GOOGLやMSFTにも勝っています。

最強はAAPL、次点はFBです。AMZNは安定していますね。

 

2020/8/18から2020/9/18

GOOGL -6.73%
AMZN -10.79%
FB -3.74%
AAPL -7.55%
MSFT -5.25%
VOO -1.98%

直近1ヶ月です。

安定していたと思えたAMZNが最弱です。

1年間では最強だったAAPLはワースト2。

最強はVOO、次点はFBです。

 

 

去年時点でVOOを買った人はGAFAMと比べ大したリターンをあげられていませんが、先月時点でVOOを買った人はGAFAMと比べて大したダメージを受けていないことになります。

 

去年時点でインデックス信者に煽られて「GAFAMは割高!インデックス最強!」とインデックスを買った人は残念ながら全然儲かっていないことになります。

 

反面、8月時点で売買判断をする際に「ここ1年間インデックスは成績が悪いなぁ…やっぱGAFAMこそ買いだな!」とGAFAMを買った人は、大人しくVOOを買うべきだったということですね。

 

そして、こうして過去のデータに基づいて語るとき後付けなのでどうとでも切り取れるし、結果がわかってるので何とでも言えると言うことをお忘れなく。

 

目を向けるべきは結果より理由や教訓でしょう。理由も後付けのこじつけではなく本質的な理由です。世の中の動き、企業の動き。そしてそれを踏まえて未来がどうなるかを予想し行動すべきでしょう。

 

つまり、

 

温故知新

 

です。

 

 

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