ライナスの米国株投資術

ライナスの米国株投資術

NYSE上場米国系企業(の、日本法人)に勤めるライナスの米国株式投資記録。投資方針や成績、雑感など書いていきます。

【今後の見通しと注意事項】ライナスの個人的相場観を語るっ!

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ライナスです。

 

ライナスは基本的に「先の事はわからん」派なのですが、個人的な相場予想と言いますか、「こうなるんじゃね?」みたいなものを書いておきます。ぶっちゃけ全然アテにならない占いみたいなもんなので、サクッと読んでいただければ。

 

新型コロナウィルス

国内外ともにまだまだ増えていくと思います。終息は日本より米国の方が早いかもしれませんね。ポジティブな終息の早さではなく、感染爆発の後に医療崩壊を起こし体力の無い層が「感染者」から「死者」になるからです。日本の方が細々と長引くでしょうが、今後感染者はどんどん増えるんじゃないかなーと思っています。

 

経済的にはどっちが良いのかよくわかりませんね。多くの犠牲を払っても早く経済活動が再開した方が、生き残った人には良いのかもしれません。ただし日本のように労働人口が少ない中で、経済活動を行える人が激減した場合は経済的打撃も多そうですが…

 

注:以下の「~関連」は「セクター」ではありません

 

消費関連

コロナが終息しない限りしばらくネガですね。外出禁止やライフスタイルの変化により消費が落ち込んでいます。死者数によってはさらにネガです。消費者が減るわけですからね。私の保有銘柄ではMCD、KO、MA、V、AAPL辺りはこの辺に入りそうです。UNPも物流なのでここに入れておきましょう。

 

日用品関連

消費関連に近いのですが、切り出しました。こっちはコロナ終息に問わず需要が落ち込みにくい日用品関連です。自宅に居ても洗濯するし風呂は入るしトイレはいくし…引きこもるからって風呂も洗濯もしないはナシですよ!…いや、でも実際はそれで需要落ちるんかな…(;´Д`) コロナが肺炎系の病気と言うことで、タバコの消費者は大分淘汰されてしまいそうですね。日用品はポジ、顧客が減るタバコはややネガ、ですかね。健康意識もそれなりに高まりそうですし。

 

インフラ関連

公益とか通信とかですね。比較的ポジです。ビジネス自体はあまり消費動向の影響を受けないと思っています。ただし、企業が倒産したり企業の投資が消極的になることにより、一部のB to B向け通信や電力系は一時的に下向くかもしれません。また、公益や通信は負債多めな企業もあるので、そこは注意が必要です。私の保有銘柄ではT、AWR、NEEですね。

 

ヘルスケア関連

ポジとかネガとか以前に

頑張ってほしいです

目先はポジです。コロナに限らず薬品需要はありそうですが…病院がコロナ治療優先となり薬必須ではない治療が停滞しないか?(私だったら命にかかわらない怪我とか病気なら院内感染するよりは「収まったらでいいや」と耐えてそうです)と言うことと、今回の件を期にヘルスケア改革が注目されないか、ですね。サンダースリスク的なものが再発しそうで中期的にちょっとネガ気味です。

 

ハイテク関連

今のところ安定感ありますが、案外目先ではネガです。リモートワークなどの特需があるものの、これはまだ経済活動がまともに行えている企業からの引き合いがあるからです。本格的なリセッションに入り、債務リスク顕在化で体力のない企業が次々倒れ、さらに体力がある企業もシステムへの投資を控える事になった場合、HW、SW、クラウド、一部過剰なサービス(SaaS)への投資を縮小する可能性があります。

 

ただ今回の問題では外出がしにくいと言うことで、オンプレミス型より遠隔でシステム環境のコントロールができるクラウド型に需要がシフトする可能性もあります。投資の縮小の影響(つまり市場そのものの縮小)が大きいか、需要のシフト(つまりシェアの奪い合い)が大きいか、この辺りは判断が難しいですね…。

 

これらが顕在化する前に経済が復活する事を祈りますが、過去のハイテクバブルのように大きく山を描かないか心配です…私の保有銘柄の中ではMSFTでしょうか。企業投資の観点ではGOOGL(広告)もそうですね。

 

総合すると…

コロナ終息に掛かっていますが、4月のうちに二番底を形成し、決算で良くない数字がゾロゾロでてリスクオフに。実際はいつになるかわかりませんが、早くて6~7月くらいから徐々にコロナ終息に向かい、経済活動も正常化していき、秋くらいの決算ではピーク時より悪くない数字が出てきて、金融緩和の方向次第ではその後に爆上げの可能性あり、って感じでしょうか。

 

…大分適当です。

 

ネガティブシナリオも書いておきますと、そもそもコロナが終息しない、あるいは第二波により壊滅的状況が拡大するリスクもありますね。

 

そして一旦落ち着きを見せていますが、原油価格が再び下げたり、よろしくない水準からなかなか戻らずエネルギー株が倒れまくったり、エネルギーに限らず高債務企業の債務リスクが顕在化し破綻する企業が増え、金融機関が次々お亡くなりになった場合はコロナ終息等に限らず大規模な暴落や完全なるリセッション入りの可能性も高くなります。

 

ある意味これは最悪のシナリオで、そうならないように米国も大胆な金融緩和を行ってますし、そこまでは行かずに済むかな…とは思っています。と言うか行かないことを祈ってます。

 

なので高債務な企業(TやMCD、ABBV)も売らず、継続保有…どころか買い増しもしています。ただ高債務な企業はこういうリスク懸念が高まればガンガン売られて行きます。そりゃ倒産されちゃ困りますからね。しかしその分、「倒れさえしなければそこそこ割安」なことも多いです。

 

そしてさらに裏を返せば「そう思って買うやつがいる」以上、債務リスク顕在化で大爆発が起きた時はさらに下げる可能性があります。この辺は結構ギャンブルです。長期投資家はギャンブラーではないはずなので、もし似たような魅力あるビジネスをやっていて、債務が小さい企業があるならそちらに乗り換えておくのも一つの手だと思います。

 

もちろん私のように勇敢に?無謀に?買い向かい、復活の場合は大きなリターンに繋がる可能性に賭けても良いと思います。こういうシナリオの時は投資家により、行動が分かれてくる局面だと思いますね。腕の見せ所なわけです。

 

 

 

それでは今日はこの辺で。

明日も大吉☆(。>ω<)b

 

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