資本財セクターを好まない理由
ライナスが資本財セクターを好まない理由です。
そもそもライナスはハイテク以外の景気敏感株があまり好きではありません。ハイテクも銘柄次第ですね。何故ならライナスは景気循環を読めるほどのセンスがありません。
景気敏感株は景気循環に合わせ上手く割安で仕込めば、株価が復活したタイミングで大きなリターンを望めるでしょう。しかし、残念ながら景気循環に合わせて上手く売買ができないのです。だったら素直に諦めておこう、と言う ことです。
ハイテクは知見があるので、サービスビジネスなど景気の変動にある程度強い銘柄を選んでいるつもりです。中途半端に知ってるが故に罠にハマる可能性もありますが…
さて、資本財セクターは、主に企業がビジネスのための投資として商品を購入、サービスを利用します。内容は多岐に渡りますね。BAなら航空機、MMMなら工業用品や文房具、UNPなら鉄道輸送、RTNはミサイルなどの軍需関連、兵器を製造、販売します。
企業によりけりですが、売上の割に利益が伸びない傾向にあると思います。商品が高額で、製造コストも高額ですからね。仕方のないことです。(UNPやMMMのように営業C/Fマージンが十分な企業もあります。)
しかしこういうビジネスは個人的にリスクが大きい気がしています。あまり在庫をかかることはないと思いますが、製造コストがかかる分、事故や訴訟、あるいは大口の取引先が倒れたなどの理由により、売れ無くなった場合に大きな赤字を抱える可能性があります。
そこも考慮して自己資本比率を高めている企業も多いかと思いますが、強引な資金調達とタイミングが被ると突然死しかねません。…GEやJALなどのイメージが強いのかもしれませんね。
こんな感じで民間航空機や重機などを扱う企業にネガティブです。旅行もしなければ建築も門外漢なので、情報得にくい、あるいは調べても何となくしか理解できないというのもあります。資本財から選定するときは、MMMやUNPのように、ある程度CFが安定している企業から選びたいですね。
また、資本財にネガティブと言いつつ軍需株は好きです。政策や外交次第ですが、取引先である国が潰れることは通常ないこと、一時的な軍縮はあれど、世界平和は訪れないと思っているからです。
業績は政策や世界情勢次第で上下しやすいかもしれませんが、安定して継続的にキャッシュが稼げる銘柄かなと思っています。ただ、営業CFマージンがイマイチだったので保有はしていません。
資本財セクターはバフェット流にもシーゲル流にもイマイチ好かれていないイメージがあります。EMRは連続増配銘柄として人気ですけどね。そういったイメージも相まっているかもしれませんね。先入観なく調べれば良い銘柄も沢山あるとは思います。
それでは今日はこの辺で。
明日は大吉☆(。>ω<)b
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