AT&T(T)を選んだ理由(2019年5月)
銘柄選定理由です。まず、投資方針は以下の通りです。
上の記事でも書いている通り、 全銘柄を洗ったわけではないので、銘柄選定にはデータ以外に私の好みや、感覚的なものも含まれます。現時点での選定理由を書いていきます(ここまでテンプレ)。
AT&Tです。通信会社ですね。最近はディレクTVやタイムワーナーなど、コンテンツビジネスにも力を入れています。
保有に関して、ベライゾンと迷いました。AT&Tを買い始めた時はHDVを手厚く持っていて、当時HDVにはAT&Tが除外され、VZの組入れは多かったので、重複しないようにAT&Tを買い始めたという経緯があります。
HDV売却時にAT&Tも売却し、ベライゾンにしようか迷いましたが、そうせずに今に至る…と言う状態です。ちょっとネガティブな保有理由ですね(;´Д`)
さて、Tはバリバリのバリュー枠ですね。とは言え潜在的な価値より安いかどうかはわかりません。万年不人気低PER銘柄かもしれません。通信株ですしね。組み入れ比率は5%とやや低めに設定しています。
ATの選定理由
1.好業績である
営業C/Fマージンは十分高い水準ですね。ただ伸びがいいかと言うとやや微妙です。直近の決算でコンテンツ、通信ともユーザ数が減少しているので、今後の動向には要注意ですね。
2.株主還元にも積極的
配当利回りはめちゃくちゃ高いです。株価があんまり伸びてないですしね。増配年数は35年以上ですが、増配率は低めです。配当性向はやや高いので、今後の業績次第ですかね。
3.グローバル且つワイドモート?
売上比率は米国中心なのでグローバルではないです。
通信事業自体は設備投資にかかる費用が大きいので、参入障壁自体はそれほど低く無いと思っています。その上で現代社会においてネットは必需品です。ヘタな生活必需品(歯磨き粉とか?)よりも、インターネットの方が必需品かもしれません。
1年携帯もパソコンもネット使わずに過ごすのと、1年歯磨き粉なしで歯磨きするのどっちが良いか?と問われたら後者を選ぶ人も多いでしょう。
そのため安定したCFを得られると考えてます。…が、競合他社への乗り換えは容易です。最近は通信面だとVZの方が優位でしょうか。VZはヤフーとかを買収していましたしね。スプリントやTモバイルは規模が落ちますが、Tも落ち込み続けると…不安はありますね。
4.通信セクターである
ライナスのポートフォリオは私の好みを反映しているので、ハイテク5、ヘルスケア4、生活必需品3と全17銘柄のうち、12銘柄は3セクターで構成されており、偏っています。
割合は小さくとも少しでもセクター分散をするために消費財、電気通信、金融、公益、資本財からも1銘柄くらいは加えておこうかな、と考えました。通信からはAT&Tを…選んだわけです。
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懸念点はコンテンツ事業への投資を強力に進めていることでしょうか。その上で加入者減と言う、売上悪化に直結する状態は心配です。個人的にAT&Tの動画配信ビジネスへの舵切りにはネガティブで、自社の通信網と提携できるものの、ネットフリックスやAmazon、Apple、ディズニーなど競合が多いです。
私は普段、あまり映画やドラマなど動画を見ないので、各社のコンテンツの違いや魅力がよくわかりませんが、多額投資が功を奏するほど追いつけるのか不安です。これを言ってしまうとVZの方を選ぶべきでは?となってしまいそうですね。そうかもしれません。順張り寄りならVZ、逆張り寄りならTでしょうか。
今後の業績にはやや不安が残ります。自信はもてません。が、警戒域とも捉えられる7%近い配当は魅力的です。一先ず5%目安を維持しますが、動向次第ではVZへの入れ替えや、目標組み入れ比率3%程度までを引き下げる可能性もあります。
それでは今日はこの辺で。
明日は大吉☆(。>ω<)b
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