ライナスの米国株投資術

ライナスの米国株投資術

NYSE上場米国系企業(の、日本法人)に勤めるライナスの米国株式投資記録。投資方針や成績、雑感など書いていきます。

プロクター・アンド・ギャンブル(PG)を選んだ理由(2019年5月)

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銘柄選定理由です。まず、投資方針は以下の通りです。

guillemet0u0.hateblo.jp

 

上の記事でも書いている通り、 全銘柄を洗ったわけではないので、銘柄選定にはデータ以外に私の好みや、感覚的なものも含まれます。現時点での選定理由を書いていきます(ここまでテンプレ)。

  

P&Gです。ご存知有名日用品メーカーですね。

 

ライナス家の洗濯洗剤はアリエールです。柔軟剤はレノア、台所洗剤はジョイです。普段着ているマントにはファブリーズを使い、仮面を忘れた時はパンパースを被っています。日常的にP&G商品を消費していますね。

 

さて、PGはバリュー寄り…なのですが、こちらもPER的にはバリュー感はないですね。組み入れ比率は6%とやや高めに設定しています。

 

 

PGの選定理由

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1.好業績である

右肩上がりとはいかないものの、営業C/F、マージン共に十分な業績です。

 

P&Gは同業他社と比べて利益率が高いです。例えば競合のユニリーバは営業CF/マージンが15%くらいです。ユニリーバは為替の影響もあるでしょうから難しいですが…

 

 

2.株主還元にも積極的

配当利回りはそこそこですね。連続増配年数も60年を超えています。配当性向がやや高く、増配率は低いです。株価の伸びに増配が追いついていない印象です。

 

安定してCFが稼げる会社は配当性向が高めでも業績が安定している間は安心していられますね。 これは他の生活必需品銘柄でも言えることでしょう。 

  

3.グローバル且つワイドモート

冒頭でほんの一部の商品を挙げましたが、世界中で多くのブランド・シェアを持っています。

 

 

 

4.生活必需品セクターである

ハイテク銘柄の保有率が多いので、リセッションに強い生活必需品セクターはそこそこ厚めに持っておきたいです。これは個人的なセクター分散の方針みたいなものですね。

 

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懸念点はプライベートブランドの台頭です。PB以外にも地場メーカーから低価格商品が出ることですかね。ある程度品質に目を瞑れば、安くて大容量の洗剤は沢山あります。結果界面活性剤が入っていればそこそこ使えますからね(暴論

 

成分どうあれ理屈どうあれ、「洗剤」「安い」で選べば、大手ブランドが選ばれなくなる可能性はあるでしょう。消費財は1個辺りは安いので、すぐに切り替えが可能です。

 

Amazonなど大手ECメーカーがPBに優位な価格を付け、他社製品をやや割高にすればユーザーも減りそうです。 まだしばらくはシェアを失うことはないかもしれませんが、ブランド力が永続するか…と言うとどうでしょうかね。

 

EPSの成長もアヤシイところもあるので、決算には注視していきたいですね。問題なければ引き続き高めに組み入れたい銘柄です。

 

 

それでは今日はこの辺で。

明日は大吉☆(。>ω<)b

 

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